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個展「ものがたりはつづく」終了

先週17日に五十嵐個展「ものがたりはつづく」が、無事に幕を閉じました。
このような状況の中、足を運んで下さったみなさま、応援して下さったみなさま、たまたま五十嵐の絵を見て下さったみなさま、月のはなれさま、ありがとうございました。

なんだかんだ描き続けていて、ひとつの成果が出せてたのではないかと思います。五十嵐、お疲れ様でした。まだまだこれからですが、ひとまず。



今回いくつか印象深かった作品として。
12月も後半に差し掛かった頃突如現れた「河童菩薩」。
弥勒菩薩を河童で描いてみようと試みた結果、五十嵐も描きながら笑ったと申しておりました。小作品ながら本人も気に入っていたようです。
どういうわけか周りからもご好評いただき、初日にお迎えが決まりました。菩薩パワー半端ないですね。

次いでDMの絵になった「種を蒔く人」。
昨年、五十嵐は制作に打ち込んでいましたが、思うように個展に向けての絵が決まらない状態だったようで、10月に入った頃にこの絵が出来、一気に展示の軸が決まっていったようです。(河童は想定外)
こちらもご縁をいただき、お迎えが決まりました。



五十嵐作品には珍しく、直線の窓と室内が描かれた「やくそく」。
なんだか見ているとざわざわします。
こちらは上の2作に次いで、というか物語という点では1番、「ものがたりを想像した」、「なんだか目が離せない」と、ご感想をいただきました。
五十嵐は物語の断片を意図せず描くことが多く、本人もそれを楽しんでいるようですが、ご覧いただく方に絵を通して自由に物語を想像していただけるのが一つの理想のようです。
稀に吉岡に「お話をつけて」と五十嵐から持ちかけることもありますが、吉岡は裏設定までゴリゴリに作り込む割に極力説明なしに見た側、読む側に解釈を委ねるタイプ。



そんな「ゆるるか」としての本が、今展示に向けて制作された「いのちのうろこ」。
こちらは以前も記事に書いていますが、もとはQooSueの同名アルバムのジャケットワークで制作された絵から、五十嵐が吉岡に打診して出来た物語です。※なので音楽とは直接関係がなく、あくまで物語としてのオリジナル作品です。



2019年から描き直していた、お話に向けての原画も全て展示、販売しておりました。

作中の原画は、一枚で成立するかといったらよっぽどコアな方でない限り中々手が伸びないと思うのですが、
4枚がお迎えいただき、全て「もりお」と呼んでいる白い生物が描かれた、色味のあかるい絵でした。
色が好きと言っていただけたり、かわいいとご感想いただき、キャラクター冥利につきますね。よかったねもりお。

後日譚…というほどでもないのですが、
もりおが満月を見上げて「たま」のことを思い出している「きみをおもう」という作品も展示しておりました。
ありがたいことに、本は残り2冊きりのようです。
増刷などは考えていないようなので、この機会にチェックしていただけると嬉しいです。
「本・いのちのうろこ」


他にもあれこれとあるのですが、ひとまず。

今展示、10作を超える作品がお迎えいただけました。又、物販もご好評いただき、ほぼ完売となりました。心より御礼申し上げます。


これからは吉岡と五十嵐、ふたりで関わる制作物以外は個人名で活動していくようですが、
またどこかでゆるるかの物語が生まれたり、形にならないとも限りません。
今後とも、どうぞよろしくお願い致します。

まだまだ油断できない状況ですので、どうぞご自愛下さい。
ありがとうございました。

ゆるい
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プロフィール

管理人
ゆるいくん
趣味
土いじり
自己紹介
五十嵐沙紀と吉岡歩の、ゆるいデザインユニットの活動をご紹介します。

今後の活動

【展示/販売】

作家8名による、少し早いクリスマス
「Gift」


会期:
2021年12月3日(金)-12月14日(火)
会場:
しろがねgallery
〒181-0013
東京都三鷹市下連雀3-29-1
マストライフ三鷹1F

時間:11:00〜19:00
※最終日14日は16:00まで
入場無料
作家:
五十嵐沙紀
久保亜紀子
渋谷亜由美
スズキサエ
松田ようこ
Miyuu WATANABE
NANA MIYAGI
U-ku

イラスト

ハンドメイド

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